こんにちは!プロフィールをご覧いただきありがとうございます!
おひさまピアノホーム講師の小竹佑夏里(おたけゆかり)です。
私は長野県出身でピアノと森・湖が大好き。結婚を機に夫の出身地であるこの安土にやってきました。
5歳からピアノをはじめ、クラス合唱の伴奏をしたり、コンサートのピアニストを経験しながら、年を重ねるごとにピアノの面白さに魅了されていきました。
そこでまず最初に、私が思うピアノの素敵なところ、私がずっとピアノを続けている3つの理由をお伝えさせてください。
3つの理由、それは
①音楽を表現することがすごく楽しいから!
②コツコツ練習して成長するのが嬉しいから!
③好きな仲間と音楽で一体感を感じるのがしあわせだから!
です。
ピアノってすごく楽しくて、毎日がハッピーになる!
そんなピアノのすばらしさを伝えたくてピアノ講師になりたかった私ですが、ここに至るまでにいろんな過程がありました。
音楽への想い
突然ですが、私が後悔していることがあります。それは音楽大学に行けなかったこと。
「この音大に行きたいです!」と両親に打ち明けたとき、「音楽では食べていけないし、活躍できるのはほんの一握り。その三流の音大に行ってあなたは何になるの?」と反対され、心の中では「ピアノの先生になりたい!!」と叫びながらも、それ以上意見を言ってはいけない気がして、音大の道はあきらめました。
そこであきらめられれば苦しむこともなかったのですが、私はやっぱりピアノが大好きだったのです。
バイトをして電子ピアノを買ってアパートに置き、友達と一緒にいて楽しい時も失恋をして悲しい時も、いつも隣にはピアノがありました。
音大には行けなかったけれど、音楽が好きな気持ちは変わらない。
大学へ行っても弾き続けていたのは、本当にピアノが大好きで夢中になれたからだと思っています。
大学で学んだことと葛藤
こうして音大に行けなかった私でしたが、もうひとつ学びたかった「教育」については大学で学ぶことが出来ました。
大学は信州大学教育学部へ進学し、自然が好きだった私は野外教育を専攻。子ども達とキャンプや登山をしながら自然のフィールドで教育を学んできました。
また脳科学を専門とする教授の元で、運動をしながら脳の機能を向上させる取り組みに参加したり、メダリストのコーチからコーチングについての授業を受けるなど、大学では幅広く学びたいことを学ぶことができました。
しかし充実した大学生活でしたが、当時の私はいつも心の中で「私は音大に行きたかった。」という苦しみがありました。
「音楽を学びたいけれど、どうやって学べばよいか分からない。」ピアノは練習できるけれど、自分に何が必要で、どんな練習をすれば良いかが全くわからず、「これで良いのだろうか」と考え続ける日々。
また、子どもの頃からの病気もあり体調面でもしんどいことが多く、暗くて長いトンネルの中から抜け出すことが出来ませんでした。
考えが変わった一言
そんなある日、私の考えが変わった出来事がありました。
それは、従姉のお姉ちゃんに「音大に行きたかったけれど、行かせてもらえなかった。」と言ったときです。
その話を聞きお姉ちゃんは私の目を真っ直ぐ見て言いました。
「それは違うでしょ。行かせてもらえなかったんじゃなくて、あなたが行かないって決めたんだよ。それでも行く!って言うことも出来たのよ。あなたの今は全部あなたが決めてきたの。ピアノの先生になりたいなら、今から勉強してなればいいじゃない。最悪失敗してもゆかりにはみんながいるから死ぬことは無いよ。何度でも挑戦できるわ。」と。
それを聞いて私は「自分の道は自分で決めていい!」と初めて前を見ることが出来ました。
ピアノ講師になる
ピアノの道に進めなくてすごく苦しんだ私でしたが、「本当に願ったことは叶う」と信じて、目の前のことに向き合ってきました。
そして大学を卒業後「もう一度ピアノを習おう」と地元のピアノ教室へ通いはじめたとき、「あなたはとても音楽が好きだから、子ども達にピアノを教えてほしい。」と先生から声をかけていただきました。
先生は「ピアノが弾ける技術と教える技術は違ってね。弾ける人はたくさんいるけど、教えるって誰でも出来ることじゃない。あなたの音楽が大好きな気持ちと子どもに寄り添う姿勢は教えることにむいている。自信をもってやってみて。」と背中を押してくださり、私はずっとやりたかったピアノ講師になる決心をして教え始めることになりました。
そこからは勉強の日々でした。
目の前の生徒さんと楽しくピアノを弾くための工夫とアイディアを考えて、心をこめてレッスンすること。休日は楽器店で本を探し、取り入れたいことをレッスンに活かしたり、良いと思った本の著者の先生に実際にお会いしてアドバイスをいただきました。
東京で学んだ日には必ず銀座のYAMAHAに足を運び教材研究をしました。
毎日が一生懸命で、生徒さん一人一人の顔を思い浮かべながらいつもレッスンについて考えました。
講師の想いや情熱は生徒さんに必ず伝わるものです。
「どれだけ大切に思っているか。」「生徒さんのことをどれだけ考えているか」は伝わります。
「今一番生徒さんのためにベストなことは何だろう。」と本気で悩む。それがピアノ講師の仕事です。
あるとき、ピアノの生徒さんを引き継いだ時に「先生!私、ピアノは嫌いです。」と言われたことがありました。
私は驚きながらもその言葉がSOSに聞こえました。
私はすごく悩みましたが、そこからはピアノは弾かずに、その生徒さんがやりたいことをとことんやり、たくさんお話をして、生徒さんの前で私が楽しそうにピアノを弾くのを横で聴いてもらいました。
そして生徒さんの気持ちを聞きながら、少しずつ、ピアノを弾きたいと思ったら弾く、弾かないときはピアノに必要なリズムや読譜のゲームをしたり、疲れているときはスッキリするまで話を聴きました。
そして半年たったころ、その生徒さんは「私ね、ピアノが大好き!」と笑顔でピアノを弾いてくれるようになりました。
私はこの体験から、大切なのは「弾かせようとしないこと。」「生徒さんの心の声をよく聴くこと。」だと気づき、「教えたいことを一方的に教えていないかな。」「生徒さんと心は通じ合っているかな。」といつも自分に問いかけながら、生徒さんとの対話を大事にしたレッスンをしています。
身体の使い方を学ぶ
ピアノレッスンをしている中で、「うまく弾けない」を「楽に弾ける」にするにはどうすれば良いのだろう。
私はずっと悩んできました。
私自身、練習しても練習してもできないことがあり、努力では越えられない壁を感じていました。
そんな時、尊敬している先生のメールマガジンで「楽に弾ける身体の使い方、先着10名の公開レッスン。」という情報が目に飛び込み、「これだ!」と思った私はすぐに応募をして10名に入ることが出来ました。
そして実際にレッスンを受けたとき、私は「えーーーー!?」と叫びたくなるほど驚きました。腕が軽くて自分の腕じゃないみたい。そして、ピアノが軽く楽にスラスラと弾ける。まるで魔法がかかったみたい。
公開レッスンが終わってから主催者の先生とレッスンをしてくださった先生に「今までこんなふうに身体の使い方を教えてもらったことはなかったので驚きました!感動です!教えてくださりありがとうございました!」と感想をお伝えすると、主催者の先生が「普通は教えてもらえないと思いますよ。私も教えて欲しいくらいなのでうらやましいです。(笑)あなたはとてもラッキーでしたね。」とおっしゃいました。
今ならその意味が分かります。あのときのことを考えると、主催者の先生、レッスンをしてくださった先生に感謝の気持ちでいっぱいで、この出会いがあったからこそ今の私があります。
私はその日のうちにレッスンをしてくださった先生に連絡をし、その先生のもとで身体の使い方について今も学び続けています。
体が楽に使えるようになると練習がさらに楽しくなります。
弾けないことに悩み続けた私だからこそ、同じように練習しても上達しないという悩みを抱える人の役に立ちたい!弾けるようになる喜びを伝えたい!
そんな思いから、ここ滋賀県の安土町でおひさまピアノホームを開こうと準備をしてきました。
安心した居場所を作りたい
最後に私のおひさまピアノホームへの想いをお話しさせてください。
私自身、小さなころからピアノが大好きで、ピアノとともに人生を歩んできたのは前述のとおりですが、不器用な私は学校に行くのがとてもしんどくて、子どもの頃から生きづらさを感じてきました。
うまくできない自分を責めたり、未来が不安で目の前が真っ暗になったり、心はいつも苦しさを感じていました。
そんな私がそれでもいろんなことに挑戦できたのは、地域の大人の人が信じて見守ってくれたからです。
ピアノ教室の先生が話を聴いてくれたり、ボーイスカウトのリーダーが一緒にキャンプをしてくれたり、バトミントン仲間が外へ連れ出してくれたり。
地域に安心した居場所があったことで、悩みながらものびのびと成長することが出来たと思っています。
今の私がしあわせなのは関わってくださった方々のおかげです。
だから私は、自分にかけてもらえた優しさのバトンを次の世代にも渡したい。
おひさまの光のような心地よい暖かさのある教室で、自由に自分を表現して好きなことが出来る場所。
ピアノを通して「これもやってみよう!」「どうしたら出来るようになるかな?」「私がやりたいことは何かな?」たくさんたくさん楽しいことを考えて、それをみんなで実現させる場所。
そんな場所を目指して私はおひさまピアノホームを開業しました。
お読みいただきありがとうございました!
ここまで読んでくださったこと、とても嬉しいです!
一緒に楽しいピアノの世界を旅出来たらこの上ない喜びです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
おひさまピアノホーム主催 小竹佑夏里