練習に煮詰まったら

ピアノ

こんにちは。ゆかりです。

私はピアノを弾く中で、それ以上練習しても上達のスピードが上がらず、何をすれば良いのか分からなくなることがありました。

あるとき、ある曲の早い部分が弾けなくて困っていたのですが、他の曲を弾いていたらいつのまにか出来るようになったということがありました。

今日はそのことについてシェアします。

煮詰まったら他の曲を弾く

トランペットの伴奏の速い部分が弾けない。

当時、そんな悩みを持ちながら過ごしていると、タイミングよくフルートの伴奏をすることになりました。

曲は子どもたちが大好きな千本桜。

千本桜は、テンポが154と速く、リズムも軽快です。

コンサートまで時間が限られていたので、千本桜の練習に力を入れました。

そして、無事にコンサートが終わり、元の曲を弾いてみると、なんと!前と比べてとても弾きやすくなっていました。

相方のトランペットも「変わったね。」と褒めてくれるくらい違いがありました。

何が上達に繋がったのか。

このとき良かったのは、トランペットの伴奏よりも、速く複雑ではない曲を弾いたことだと思います。

自分が弾ける速さの幅を広げたことで、他の曲にも応用できたのです。

別の曲を弾いたことで、それまで弾けなくてがんじがらめになっていた心がほぐれたこともよかったことです。

このように、他の曲を練習することで、全体の力が伸びることがあります。

練習になる曲のポイント

では、煮詰まったときにどんな曲を弾けば良いのでしょうか。

大切なことは、現在の自分の力で簡単に弾けるレベルであることと、何の練習になるかが分かっていることです。

別の曲を弾いたときに、それにも煮詰まり始めたら本末転倒なので、自分が楽しいと思える曲で、部分的に課題の練習になる曲が良いです。

部分的にというのは、例えば、スラーの練習でしたら、同じようになめらかな部分がある曲、指を動かす練習でしたら、同じような動きがある曲です。

そう考えると、指導者は、曲の引き出しが大事で、「この練習をするときはこの曲が良い」と、曲を研究しあらかじめ用意しておくことが必要だと感じます。

また、過去に弾いた曲も良いと思います。

いつもレッスンでは、曲が難しいな。と感じたときは、過去に弾いた曲をもう一度弾くということをします。

自分の好きな曲を気持ちよく弾けたあとに課題曲に取り組むと、それが良い気分転換になり、心のストッパーが外れて、新鮮な気持ちでピアノに向かえるからです。

そして、どんな曲を弾いても指を動かす練習になるので、スラスラ気持ちよく弾ける持ち曲を何曲か作ると良いです。

演奏家の演奏を聴く

もう一つ、試して良かったことは、演奏家の演奏を聴くことでした。

自分の課題曲を別の人が演奏しているのを聴くと、自分と重ね合わせて聴くことができ、自分ももっとこう弾きたい。とか、あの部分はどうやって手を使っているのだろう。とか、いろいろと学びになります。

さらに、とても弾きたくなります。

私も弾きたいというモチベーションに繋がります。

なのでレッスンでは、生徒さんが「聴きたい!」と言ったときには、模範演奏をします。

練習がとても必要な場合は、YouTubeの力を借ります。

他の人が弾いている演奏を聴くと、生徒さんもいろいろ感じるようで、気を引き締めてピアノに取り組んでくれます。

たくさんの方の演奏を聴くこと!おすすめです。

おわりに

煮詰まるところまで練習するというのは、すごいことだと思います。

「何度やってもここが出来ない。」

と、悔しがりながらピアノに向かうことは、誰にでもできることではないと思うのです。

自分で解決策を考え試してみるのも面白さですし、何が原因で弾けないのかを講師と一緒に解明し、出来た喜びを味わうのも楽しみです。

つまづいたときに、ご参考になれば嬉しいです。

お読みいただきありがとうございました。

「練習に煮詰まったら」でした。

asanoyukari

285 views

ピアノ講師。ピアノ教室を通して教育としての音楽を考える。0歳からの音楽会にピアニストとして携わる。大学は教育学部の野外教育を専攻。野外音楽会を企画中。興味の...

プロフィール

ピックアップ記事

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。